18年ぶりに高齢者施設で勤務し、日々勉強の日々です。まるで浦島太郎のような気持ちで、感染症対策など新しいこともたくさん学んでいます。利用者様のお昼ご飯が終わった後の少しの「ゆとり」時間に、クラフト籠作りに励んでいます。
施設にはクラフト籠作りの名人の方がいらっしゃり、私はその方から熱心に教えていただいております。昼寝の時間を削ってまで、丁寧に指導してくださるその姿に、師匠と仰ぎ尊敬の念を抱いています。
先日、師匠のご指導のもと、念願のクラフト籠第1号が完成しました!この喜びを皆様と共有したく、HPにてお披露目させていただきます。
クラフト籠作りの時間は、師匠と弟子の関係のように、互いに支え合い、学び合う貴重な時間となっています。利用者様も「お世話になるばかり」ではなく、師匠として新たな役割を持つことで、生活に彩りが生まれているようです。
人は様々な「役割」や「立場」を持つことで、より人間らしい生活を送ることができるのではないでしょうか。これは、老人保健施設で行っている「リハビリ(全人的復権)」の一環でもあると考えています。
一般棟 介護職 米重花子