秋の気配も深まり、朝夕の冷え込みを感じる季節となりました。
この季節は指先や足先が冷たくて・・・と感じている方も多いのではないでしょうか?
当施設には足湯があり、手軽にプチ温泉気分を楽しむことができます。身体もぽかぽか温まり、利用者の方にもとても好評です。
今回は在宅での「足のケア」として気軽に出来る‘足浴’を紹介します。特に寝たきりの方や毎日の入浴が困難な方にお勧めです。
足浴で期待される効果 | 準備するもの |
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・足の清潔が保てる。 ・全身が温まる。 ・皮膚のトラブルが改善する。 ・睡眠が促進される。 ・リラックス効果が得られる。など |
・大きめの洗い桶 ・38℃~40℃のお湯 ・掛け湯 ガーゼ・タオル ・泡ソープ(石鹸)保湿剤 ・ビニール風呂敷 |
足浴の方法 |
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1・ビニール風呂敷を敷きます。 2・お湯の温度を確認してから桶にお湯を入れます。 3・ゆっくり足首まで入れます。 4・泡ソープを使って指の間や土踏まず、かかとをガーゼで優しく洗います。 5・掛け湯で石鹸を洗い流します。 6・タオルでしっかりと水分を拭き取り、保湿剤を塗ります。 |
※特に高齢者では、視力低下や足先まで手が届かないなどのため、足の指や皮膚の異常に気付いた時には既に悪化していたなどのケースがあります。足浴で足の状態を観察することがポイントとなります。入浴できない方には手浴もおすすめです。