入職し半年が経過しました。以前は京都の急性期病棟で約3年間働いていました。整形や眼科、感染症で隔離など周術期の方や短期入院の方を主に看護していました。現在は内科や循環器、呼吸器の疾患をお持ちの患者様と関わるので、日々勉強で刺激的な毎日を送っています。また検査や健診、書類の処理など病棟では携われないようなことを実施する機会も多いので、とても新鮮です。入職した当初は患者様の顔と名前を覚えることができず、ひと月や数カ月に1回の通院で関係性を築くことが難しいと思っていました。しかし、日が経つにつれ「慣れてきたね」や「米満さんだったよね?この前採血してくれたよね」と顔を覚えて声をかけて下さる方も増え、とても嬉しく思います。数分の問診で相手のことを知るということを少しずつでも習得できるよう今も日々模索中です。
私は都会に憧れを持ち、都会に行きたい!と思い地元を離れていたのですが、地元に戻ってきた今、田舎はいいなあと感じることも多く、環境よりも自分の考え方次第で毎日を楽しめることを知りました。鹿児島に戻ってきて夏は初めてサマーナイトに足を運び、秋は垂水の千本銀杏を見に行き、冬は草千里の雪が積もる景色を見に行き…行ったことがない場所へ食べたことがない所へと行ってみると、新たな発見をすることも多いです。
京都も大好きな場所になりました。雪が積もった金閣寺や、春になり桜が咲く祇園、円山公園。暑い中沢山の人が集う祇園祭や涼しげに歩く舞妓さん、秋には真っ赤に色づく清水の舞台からの景色。天橋立は何度行っても綺麗だなと感動する場所でした。また、京都ではないですがハロウィンの時期には仕事終わりにUSJへ…。縁もゆかりもない場所に行く不安はありましたが、沢山の人に支えられながら楽しいことや時には辛いこと、悲しいことも経験できたなと思います。
地元に戻り、地元ならではのトークができる懐かしさや安心感に包まれながら日々を過ごしていますが、新たに大好きな場所や大切な思い出をもっと増やしながら、また一から頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!
まずは皆さんと沢山お話をしたいです。お気軽にお声がけください。
外来看護師 米満アリサ