今回は3名のみの参加でしたが、少ない人数だからこそ1人1人の話をゆっくり聞かせて頂く事が出来ました。
女性介護経験者の方から 「長い間看てきた夫が亡くなり一人になると、食事を簡単に済ませたり、1日誰とも会わず話をしない日もあります。こういう機会がないと話をすることもなくなってしまいました。だからこういう話が出来るかすみ草の集いの開催は大変有り難いし、楽しみにしています」 とのお言葉を頂きました。
又、男性介護経験者の方から 「母がデイに行っている間はゆっくりできるからいいね。と他の人から言われることがよくあったが、居ない間にやらなきゃいけない事がたくさんあって、ゆっくり休むことは出来ませんでした。言い返したい気持ちもあったが、説明が面倒で話を合わせてしまうことも多かったです。介護には、行っている人にしか解らない大変さが、たくさんあって、悩む時期もありました。そんな時に担当ケアマネジャーさんから週末のショートスティ利用を勧められ、それからは『あと何日頑張れば』と目標が出来たから、気持ちが楽になりました。それがあったから介護が頑張れたと思っています。」 とショートスティの必要性を強くお話されました。
現在、介護されている方からは 「10年ぐらい夫を看てきて、テゲテゲ(適当)ではないが、自分の時間も大切にし、踊りの会に参加したり友達と食事に行ったり息抜きもしている・・・。このような会で皆さんといろいろお話をする事も楽しいです」 と、ご自身の気分転換を図りながら、上手に介護と向き合っているとのお話を聞くことも出来ました。
先の見えない介護だからこそ頑張りすぎず、自分らしく、自分の時間も大切にしながら、介護していくことが大事だと、気づかせて頂けた時間でした。
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サンセリテのがた
TEL: 099-471-0088
担当:梶ヶ山 重信 坂本 谷口
協力機関:医療法人玲心会