私事ですが、昨年末に女児が誕生し、この度、2週間の育児休業を取得させて頂きました。
育児休業中、炊事や掃除などの家事全般を私が行い、これらを毎日当たり前のように行なっていると思うと妻には頭が下がる思いです。
乳児のお世話は想像以上に大変で、特に授乳のタイミングは3時間以内に必ず来るので寝る時間をまとめてとることが出来ず、正に寝る間を惜しんでの育児となりました。
はじめは慣れないことばかりで戸惑うことも多かったですが、妻とどうすれば負担が少なく育児が出来るか話し合い、毎日行う育児の中で少しずつスキルアップすることで、育児休業が終わる頃には多少は余裕が出てきたと思います。
また、育児休暇中に自分が職場復帰した時のことを考え、妻が育児に集中できるように食事を作り置きするなど家事の負担を減らす対策などを取りました。
生後間もない我が子の成長を間近に見る事が出来たこの2週間は私にとって非常に有意義な時間となりました。
育児休業を頂くにあたって、同僚には申し訳ないと思いながら申請することを踏み出せずにいましたが、定期的に行っている職場での面談の際に育児休業を取得する意向を伝えたところ、上司から「その言葉を待っていた」と快諾の返事を頂き、驚いたことを覚えています。また、同僚のスタッフも快く業務のカバーをして頂き、安心して育児に努めることが出来ました。
実際、ネットなどの情報で復職した際に「書類が山積みになる」、「他の職員から無視をされる」といったものもありましたので多少心配もありましたが(特に書類業務)、実際はそのような事は全く無く、見えない部分でも沢山フォローして頂いたのだろうなと思い非常に感謝しています。
育児休業は個人的な意見としてメリットが非常に多く、今後育児休業を取得することがスタンダードになるそんな社会になっていけばいいなと感じた2週間でした。
リハビリテーション科 作業療法士 橘 拓真