ひろばバックナンバー
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- 大崎町地域包括支援センターだより 1月号(2018.02.05)
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- 大崎町地域包括支援センターだより 9月号(2017.10.04)
- 大崎町地域包括支援センターだより 8月号(2017.08.31)
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- 大崎町地域包括支援センターだより 10月号(2016.11.07)
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- 大崎町地域包括支援センターだより 5月号(2016.06.09)
- 大崎町地域包括支援センターだより 4月号(2016.06.09)
- 大崎町地域包括支援センターフェイスブックのご案(2015.11.04)
- 認知症の集い(2015.10.02)
- 介護保険サービス事業所連絡会を開催しました(2015/07/14)
- 平成24年度事例検討会を振り返り(2013/10/25)
- 今年度開催した事例検討会について振り返り(2011.12.22)
- 高齢者虐待はどんな時に起こるの?(2010.11.10)
- 介護予防に大切な事は「食べること」【栄養改善】(2010.09.22)
- 介護予防をはじめるために(2010.09.10)
- 介護支援専門員専門研修で講義を行いました(2010.09.10)
- 特定検診が行われました!(2010/07/07)
- 元気なお年寄りには訳がある(2010/06/26)
- 高齢者虐待を未然に防ぎましょう(2010/04/23)
- 大崎町役場の駐車場が広~く使いやすくなりました。(2010/04/15)
- 第3回事例検討会を開催しました。(2010/03/09)
- 知っていますか!?「成年後見制度」(2010/02/05)
- 平成21年度 地域包括・在宅介護支援センター職員研修会(2009/11/13)
- 元気で長生き!(2009/10/20)
- 元気で長生き!(2009/10/20)
- 第2回事例検討会を開催いたしました。(2009/10/09)
- 特定健康診査および結果報告会が行われました。(2009/08/31)
- 実習生受入れ(2009/07/10)
大崎町地域包括支援センターだより 3月号(2018/03/19)
大崎町地域包括支援センターだより 2月号(2018/02/23)
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大崎町地域包括支援センターフェイスブックのご案内(2015/11/04)
大崎町地域包括支援センターフェイスブックでは、必要な時に必要なサービスをスムーズに利用できるよう、町内の介護保険サービス事業所の空き状況を毎週更新しています。
サービス利用者やご家族、ケアマネジャー、医療機関の方々にご活用頂ければと思います。
検索:大崎町地域包括支援センターFacebook
施設サービス、ふれあいの家みうらの利用を希望される方は施設へ、居宅サービス利用希望の方は地域包括支援センターまでお問い合わせ下さい。
大崎町地域包括支援センター TEL:099-471-7828
認知症の集い(2015/10/02)
介護保険サービス事業所連絡会を開催しました(2015/07/14)
平成27年6月18日(木)に第4回「介護保険サービス事業所連絡会」を大崎町保健センターで開催しました。
「介護保険サービス事業所連絡会」は、地域包括ケアシステムの実現に向けて、サービス事業所と行政間の、また各事業者間の連携強化を図ることを目的として、平成26年11月より2ケ月に1回開催しており、今回で4回目となります。
連絡会では、行政からの情報提供や、事前に各事業所へ参加票を配布し意見交換会で取り上げてほしい話題などを記入してもらい、各事業所で悩んでいることや他事業所に聞いてみたいことなど、互いに質問し合えるディスカッションの時間を設けて、自由に意見交換ができるようにしています。
6月の参加人数は16名で、日常生活支援総合事業に関して意見交換を行いました。
次回は8月27日(木)13時30分~15時を予定しています。
平成24年度事例検討会を振り返り(2013/10/25)
地域包括支援センターは、①総合相談支援、②権利擁護、③包括的・継続的ケアマネジメント、④介護予防ケアマネジメントといった機能を担っています。
その中の包括的・継続的ケアマネジメント業務の一環として、地域の介護支援専門員の支援を行っています。
支援方法は介護支援専門員からの日常的な個別相談や事例検討会を開催しケアマネジメント力を向上させる取組を行っています。
回 | 開催日 | 出席者 | 主な内容 |
---|---|---|---|
第1回 | 4/23 | 18名 | ① 居宅介護支援に関するQ&A(保健福祉介護保険係) ② 民生委員について(保健福祉課川畑課長補佐) |
第2回 | 7/19 | 15名 | ① 住宅改修(保健福祉課介護保険係) ② ケース検討(2事例) ③ オーストラリアの認知症罹患者に対する取組について 視察研修報告(ふれあいの家中山氏) |
第3回 | 11/15 | 17名 | ① 福祉機器説明会 (カクイックスウィング曽於サテライト) ② 事例検討(1事例) |
第4回 | 1/17 | 11名 | ① ケース検討(5事例) ② 浴室用手すりレンタルの協議(保健福祉課介護保険係) |
介護支援専門員としての力量が向上することは、利用者やご家族の幸せにもつながります。人生の最も充実した時期を過ごすべき高齢者の方が、幸せな時間を過ごせるように、社会にはたくさんの支援があります。
その一つを担うのが介護支援専門員です。
幸せの形は一人ひとり異なります。良かれと思って行う支援が、実はその方を不幸にしていることがあることを介護支援専門員は知っています。事例を検討すると、支援する側が思う“高齢者がしたいと思うこと”と高齢者自身の“したいこと”にギャップがあることを知り、そのことで思い悩んでいる介護支援専門員が少なくないことに気付きます。主役は誰なのか、幸せな時間を過ごすのは誰なのかという、本質的な部分を見誤らないことが大事なのです。自分を振り返ってみるためにも、事例検討会を実のあるものにしていきたいと考えています。
大崎町の利用者を担当している介護支援専門員であれば出席可能です。
お問い合わせください。
今年度開催した事例検討会について振り返り(2011/12/22)
写真は4月開催時
地域包括支援センターでは、地域の介護支援専門員を支援し、ケアマネジメント力を高める取り組みの一つとして、“事例検討会”を3ヶ月おきに開催しています。
今年度、開催した会について紹介します。
回 | 開催日 | 主な内容 |
---|---|---|
第1回 | 4/22 | 介護保険、その他福祉サービスについて意見交換 |
第2回 | 7/30 | 対人援助技術について講義・演習 |
第3回 | 10/21 | 事例検討(救急対応、苦情処理) |
平成21年6月16日から始めた事例検討会も延べ6回を迎えました。
会には、介護支援専門員だけでなく、サービス提供事業所や大崎町の担当者も出席しています。そのため、介護支援専門員側の視点に偏ることなく、それぞれの立場から専門的な意見が出され、多角的な事例検討となっています。
第3回の進行は、事例について個人ワークの時間をとり、その後グループワーク、最後に各グループから発表という形をとりました。
発表では、緊急事態に備えて確実に連絡がとれる連絡先を確認しておくこと、苦情内容等について誤解が生じないよう記録を残す、などの意見がでました。
日常業務の中で、常時対応に関する確認、反省ならびに見直しを行なうことは言うまでもありませんが、事例検討会を通じて各自が気付いた点や、行動、行為の根拠を確認しながら、より質の高い合理的な対応が図れるように企画運営していきたいと考えています。
高齢者虐待はどんな時に起こるの?(2010/11/10)
高齢者虐待の相談件数が年々増加しており社会問題となっています。高齢者虐待は以下の要因が複合的に絡みあい発生すると言われています。
養護者(介護する人)の要因
- 介護に疲れストレスが溜まっている
- 精神的に不安定である(アルコールに依存する等)
- 介護に関する知識・技術が不足し、どうして良いか分からずイライラする
- 生活苦(収入が少ない、不安定等)
- 相談する相手がおらず、親族からも孤立している
高齢者の要因
- 認知症がある
- 身体的自立度の低さ(身の回りの事が思うように行えない)
- 人格や性格が変化する(頑固になる等)
- 持病や障害がある
- 収入が少ない、浪費癖がある
高齢者虐待は未然に防ぎ、もし発生してしまったら早期に対応する事が大切です。この記事を見て「介護で最近ストレスが溜まっているかも・・」「どうやって介護すればよいか分からない!相談できる人もいない!」など気になる方は、お気軽に大崎町地域包括支援センターまでご相談ください。高齢者、養護者が安心して生活できるよう、お一人お一人に合った介護方法の助言や必要に応じて介護保険サービスの調整などを行い一緒に介護を考えていきます。
介護予防に大切な事は「食べること」【栄養改善】(2010/09/22)
老化を防ぎ元気ある生活を送るためには、毎日の食事からしっかりと栄養を摂る必要があります。必要なエネルギーとたんぱく質が十分摂れていると、身体や生活の機能が保たれます。感染症にもかかりにくくなり、病気やけがをしたときも回復が早くなります。また1日3食規則正しく食べる事で規則的な生活リズムが作られ、睡眠や便通のリズムも整います。
高齢になると食事量が減り、生命の維持に必要なたんぱく質と、身体を動かすのに必要なエネルギーが不足してしまいます。すると、それを補うため脂肪が過剰に使われたり、筋肉がやせ細っていき、身体の機能が低下していきます。
高齢者が低栄養状態になりやすい理由として、
身体的理由 | → | 噛む力、飲み込む力の低下、手や足の機能低下 |
精神的理由 | → | うつ状態など |
社会的理由 | → | 一人暮らしで料理をしない人 |
その他 | → | 病気やけが等 |
が挙げられます。
日常生活で取り入れましょう
- 少なくとも月に1回は体重測定を行いましょう
- 主食と主菜(おかず)を毎食しっかり食べましょう
- 主食・・ご飯、パン、麺類など
- 主菜・・魚、肉、卵、大豆製品
- 好きなものを好きなだけ食べましょう(高齢者は食が細くなりがちなため)
- エネルギーとたんぱく質が多く含まれる食物をたべましょう
- 牛乳、アイスクリーム、ヨーグルト、プリン、饅頭など
- 脱水予防に水分を十分にとりましょう
- 口腔状態や生活リズム(運動、身体活動、休養、睡眠)を整えましょう
参考文献:厚労省「栄養改善マニュアル」
介護予防をはじめるために(2010/09/10)
- 心身の老化は防ぐことが可能です
日常生活のちょっとした工夫で、心身の過度の老化を防ぎ、自分で出来ることの範囲を広げていくことができます。
- 元気なうちから介護予防を始めましょう
元気な高齢者がなるべく要介護状態にならないように、そして介護が必要な人もそれ以上悪化させないようにする取り組みです。介護予防は生涯を通じて少しでも長く、自立した暮らしを自ら支えられるようにすることを目指します。
- なぜ介護予防が必要なのでしょう
- 要介護者が急増しています
平成12年に介護保険制度が始まってからの5年間で要介護者の数は2倍近くに増えています。中でも軽度の人(要支援、要介護1)は2.4倍と急増しています。
- 要介護状態の原因への対策が必要です
要介護状態の原因として最も多いのは脳卒中などの脳血管疾患ですが、年をとるにつれ高齢による衰弱や、骨・関節系の疾患など、不活発な生活による全身の心身機能低下(生活不活発病)への対策が必要といえます。
- 生活不活発病の悪循環を断ち切りましょう
- 要介護者が急増しています
必要に応じて、町が実施している介護予防事業に参加する事が出来ます。
介護支援専門員専門研修で講義を行いました(2010/09/10)
平成22年度介護支援専門員専門研修 I が6月14日、15日、7月1日、2日の4日間にわたり鹿屋中央公民館(大隅会場)で開催され、大隅・肝属地区の介護支援専門員証更新対象者約50名が参加しました。
研修では「介護保険制度論」「ソーシャルケースワーク」「保健医療福祉の基礎知識」など24時間におよぶ講義と演習が行われました。
1日目の科目『ケアマネジメントのプロセスとその基本的考え方』では、施設相談員の経験を活かして「施設サービス計画書の現状と課題・ポイント」というタイトルで、介護支援専門員の竹元が講義(1時間)を行いました。
地域包括支援センターは、地域の介護支援専門員の後方支援という役割も担っており、困難事例を抱える介護支援専門員への個別的な対応をはじめ、今回のような研修での講義など多岐にわたる支援を行っています。
地域の介護支援専門員と共に学ぶことで、地域包括支援センターとしての資質向上も図っていきたいと考えています。
特定検診が行われました!(2010/07/07)
特定検診とは?
40歳以上の国民健康保険加入者で、医療機関に通院していない方などを対象に行われる検診です。
平成22年は4月3日~4月16日(6日7日を除く12日間)に 保健センター、野方改善センター、菱田改善センター、中沖地区公民館、持留改善センター、大丸改善センターで行われました。
地域包括支援センターでは生活機能評価(介護予防検診)の基本チェックリスト(※)の確認を行いました。
(※)
基本チェックリストとは、対象者が日常生活を営む上で重要な項目を質問し、どのような状態にあるのかを確認する為のものです。運動機能、栄養改善、口腔機能向上、閉じこもり予防、認知症予防、うつ予防・支援に関して25項目 で構成されます。
生活機能評価(介護予防検診)とは?
高齢期の健康つくりで重要なことは、生活習慣病の予防と、現在の心身の機能をできるだけ低下させないことです。その為には生活機能(※※)の低下をチェックする生活機能評価を実施し、生活機能低下が見られる方には低下を防ぐための介護予防事業を実施します。
(※※)
生活機能とは、人が生きていく為の機能全体のことで、体や精神の働き(心身機能)だけでなく、日常生活動作や家事、職業能力や、家庭生活での役割も含みます。
生活機能評価(介護予防検診)の流れ
- 基本チェックリストの内容を含めた問診や計測、診察などの生活機能チェックが行われます。
- 生活機能チェックの結果、生活機能の低下が見られる方(特定高齢者の候補者)は生活機能検査を受けます。
生活機能の低下が見られない方には健康つくりなどの事業への参加をお勧めします。 - 医師の判定により生活機能の向上が必要な方は介護予防などの事業へ参加します。
なぜ介護予防が必要なの?
平成12年度に介護保険制度が始まってから高齢化率、要介護者が年々増加しています。2025年には団塊の世代が75歳になり3人に1人が65歳以上となる推計です。限られた介護資源の中で、介護の必要性の高い方が十分な介護を受ける為にも、元気な高齢者を増やしていく必要があります。 介護予防事業については次回紹介させて頂きます。
元気なお年寄りには訳がある(2010/06/26)
包括支援センターの職員が、訪問先で出会ったあるご老人(男性)のお話です。
年齢は90歳で1人暮らし。足には戦争で受けた傷があり、その後遺症のため歩行にやや支障をきたしているが、ひとりで家事もこなし、電動カーを使って近所の店まで買い物にも行き、自立した生活を送っています。
家は、台所が土間にあって、居間との段差が大きく、その他にも家中に段差がいっぱいあり、さらにトイレと風呂場は屋外にあるという、昔ながらのたた住まいのお家です。
「家の中は段差があって、台所も上がったり降りたりが大変ですねぇ。トイレや風呂場も外にあって不便ではないですか?」と聞くと「元気なのはこの段差のおかげ。毎日ののぼり降りがリハビリになっている。風呂に入ったり、1日数回トイレに行くから家の外に出る事も多い。だから家の中ばかりにいるなんて事はない。」実に納得させられるお話です。
仕事がら「段差=転倒」という観念を持ってしまいがちですが、苦難に向かっていれば鍛錬され、いつしか苦難に打ち勝てるようになる。まさに、このご老人は毎日の努力で元気という宝を勝ち取ったのですね。逆転の発想に感銘し納得させられました。
段差がなければ足を高く上げようなどとはしない。段差があれば当然足を上げようとする。初めはおぼつかないかもしれないけど、危険かもしれないけれど、何回も繰り返しているうちに、だんだん楽に出来るようになる。そしていつしか段差が気にならなくなっていく。足を上げない環境に慣れると、ほんの僅かな段差にもつまずき転倒するでしょう。過剰介護に警鐘を鳴らすことも忘れてはならないのです。
在宅介護とは、一元的に在宅のサービスに結び付けるのではなく、その人の持っている力を引き出すために、本当に何をするべきか、何を与えるかを存分に考え、固定の観念に囚われない豊かな発想と、そして少し勇気を持って果たされるものでありましょう。
高齢者虐待を未然に防ぎましょう(2010/04/23)
高齢者が家族、親族などから暴力を受けるなどの「高齢者虐待」は増えてきています。
高齢者虐待は、家庭など閉ざされた中で起きるため表面化しにくく、虐待を受けている高齢者、虐待をしている人のどちらにも自覚がないことが多いものです。「虐待」は高齢者の生命や人権を脅かす問題でもあります。
高齢者虐待とは?
高齢者虐待の早期発見のために
~まわりの人の「気づき」が虐待の早期発見や防止につながります~
・怒鳴り声、悲鳴が聞こえる ・最近痩せてきた ・見かけなくなった
・毎日同じ服を着ている ・家族の介護疲れが感じられる ・追い詰められている様子がある
「虐待では?」「何かおかしいな」と感じたり気づいたりしたら、
まずは「地域包括支援センター」に相談して下さい。秘密は守られます。
大崎町地域包括支援センター TEL:099-471-7828(相談担当:飯山(いいやま)竹元(たけもと))
大崎町役場の駐車場が広~く使いやすくなりました。(2010/04/15)
役場周辺駐車場の整備が完了しました。今まであった中央の植え込みを撤去したことで歩道も駐車場も広くなり見通しも良くなりました。また正面玄関前には障害者用駐車スペースが新たに設置されました。
第3回事例検討会を開催しました。(2010/03/09)
1月28日13時より大崎町保健センターにて、地域包括支援センター主催による“第3回事例検討会”を開催しました。今回は町内の介護保険サービス事業所より10名の参加がありました。
今回の事例は、身の回りの世話を行っていた介護者が転居し、その後一人暮らしとなった男性が日中から飲酒し転倒を繰り返すようになった。援助者(ケアマネジャー)は寂しさから飲酒していると考えているが、男性とのコミュニケーションが上手く図れず表面的な思いしか把握できていないと感じている。そこで
- 今後援助を行うにあたり男性の真の思いを聞き取りたいがどのようにアプローチすればよいか?
- 聞く必要があるのか?
- 男性にどのような援助を行っていけば良いのか?
などアドバイスしてほしいという内容でした。
事例検討会は、岩間伸之先生の執筆された“対人援助のための相談面接技術”に基づいて情報共有のための質問から始まり、次に論点の絞込み・論点に対する議論を行い、最後にまとめを行いました。しかし、論点の絞込みやまとめの部分で、エビデンスのない不確かな論点やまとめではなかったか?という意見もありました。
今後、相談援助技術、心理・精神面の専門家を招き、事例検討会の内容の充実に努めていきたいと考えています。
次回4月の会では、大崎町の介護保険担当者を招き、介護保険に対する一致した見解、周知を図るための情報交換を行う予定です。
知っていますか!?「成年後見制度」(2010/02/05)
今回は地域包括支援センターで行っている業務の一つである“権利擁護事業~成年後見制度”について紹介いたします。
【成年後見制度とは・・】
疾患(認知症を含む)や知的障害等により、判断力が低下している方の生活と財産を保護する制度です。
- 不動産や預金などの財産管理
- 身の回りの介護や施設利用などの介護サービスの利用手続き
- 遺産分割
- 違法な契約や高額商品を購入してしまい困っている
などの方を保護し支援する制度です。
【利用申し込みは・・】
原則として、本人の住所地の家庭裁判所で行います。申請書類(申立書)は家庭裁判所に用意してありますが、裁判所のホームページからダウンロードすることも出来ます。手続きの詳細は家庭裁判所にお問合せ下さい。
【申し立ての費用はどのくらいかかる・・】
- 申立手数料(収入印紙):800円
- 登記手数料(登記印紙):4,000円
- 連絡用の郵便切手:4,000円程度・・未使用分は返却されます。
- 鑑定料:本人の判断能力の程度を確認するために医師による鑑定を行います。個々の事案によって異なりますが、ほとんどの場合10万円以下となっています。
【その他に・・】
「この先自分が認知症になってしまうかもしれない・・」そんな不安もあるかと思います。もしも判断力が低下するようなことがあっても、その前に制度が利用できるように契約しておくこともできます。(任意後見人制度)
これまで当センターに成年後見制度に関する問い合わせはありましたが、相談件数はまだ多くはありません。当センターには成年後見制度を分かりやすく解説したDVDもあります。成年後見制度について詳しく知りたいという方やDVDの視聴を希望される方はお気軽にご相談下さい。
平成21年度 地域包括・在宅介護支援センター職員研修会(2009/11/13)
▲研修会場
「平成21年度 地域包括・在宅介護支援センター職員研修会」(10月15日~16日 会場:霧島国際ホテル)に参加しました。研修会は、職員の資質向上と事業所や職員間の連携を図ることを目的に毎年行われており、今回は1日目に認知症についての講演と演習、2日目は本県の介護保険の現状及び自立支援法の説明、地域包括ケアの理解及び地域包括支援センターの役割と機能強化について講義やグループワークが行われました。
認知症は身近な病気で、介護保険の要介護認定を受けた方のおよそ半分は該当すると言われています。またその介護は医療を中心としたケアから「本人の立場から捉え本人が望む生活を考える利用者中心のケア(パーソン・センタード・ケア)」に変わってきています。
今回、「認知症の人を理解する~ケアの内的世界について~」という演習が行われました。事例提供者から出された困難事例を、認知症高齢者の行動を、生理的欲求、安全・安定性欲求、社会的欲求、自尊・尊敬欲求、自己実現欲求の5階層に分けて生活や本人の全体像を分析するという演習で、1グループ5~6名のグループワークにて行いました。
当初周りから見ると何も判断できず何も出来ないと思われていた認知症高齢者が、「本人の思い」をしっかり持っていること、また専門職からみた満足する生活と本人の生活の満足度は異なるという事を改めて感じ、今後認知症の方の支援に当たり望む生活や思いを知る上で多いに参考になりました。
認知症を発症し、常に不安を感じ一番辛い思いをされているのは本人であり、家族もまた辛い思いをされています。認知症高齢者の2人に1人は在宅で生活しているといわれています。
地域の高齢者やその家族が生活を送る上で何か困ったことがあった場合、最初の「総合相談窓口」が地域包括支援センターであり、その支援には関係機関との連携が不可欠です。研修を通して、地域包括支援センターの役割の大きさを改めて感じました。
元気で長生き!(2009/10/20)
▲本人手作りの本棚です |
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Hさん(男性)は今年88歳で一人暮らし。以前は介護保険サービスで訪問介護を利用し家事支援を受けていました。苦手だった料理もヘルパーさんと一緒に行い、レパートリーが増えたことで自信がつき、今では家事全般一人でしています。毎日の日課はウォーキング。8,000歩以上歩く事を目標としています。
若い頃からカメラが趣味。今でも季節の花や、たまに外出した時に人物を撮影しています。ポラロイドカメラで撮影し、その場で写真をあげると大変喜ばれるので、楽しみとなっています。
H3年から大崎町の町報をずっと捨てずにとっています。1年ごとに綴っていてたまには読み返し、その当時の出来事を振り返っています。昨年は、棚を作り置いてみてはどうかとのアイデアが浮かび、早速作ったそうです。きれいに収納されています。「毎日の生活にはりがあって、今度は何をしようかと考えるのが楽しみ」と。
これからも、様々なアイデアで私たちを楽しませて下さることでしょう。
第2回事例検討会を開催いたしました。(2009/10/09)
9月15日午後1時より、地域包括支援センター主催の“第2回事例検討会”を大崎町保健センターにて開催いたしました。今回は町内の居宅介護支援事業所及び訪問介護事業所、通所サービス事業所から、職員の方13名が参加されました。
当日は参加者を2つのグループに分け、各グループごとで、前半は困難事例についての検討、後半は各事業所が抱える業務上の問題点や課題について、グループディスカッションを行いました。
全体を通して活発な議論や意見交換がなされ、事例検討会では“本人や家族の思いを知る”等、専門職としての基本的視点を改めて確認することができ、意見交換会では介護保険更新認定が遅れることによる様々な影響について、利用者家族が介護保険サービスに過度の依存を示し、利用者本人への関わりが徐々に希薄になりつつあるケースがあるなどの報告がありました。問題解決に向けての具体的な意見も多く出され、事業所間や専門職間で意見を交わし検討することが必要かつ有益であることを再認識しました。
今回は初めての参加者も多く、地域における介護・福祉のネットワーク構築への更なる一歩を踏み出せたのではと実感しています。次回の開催は12月中旬を予定していますが、要望があれば随時開催することを申し合わせ終了しました。
特定健康診査および結果報告会が行われました。(2009/08/31)
特定健康診査は、国の法律によって保険者に義務付けられた検診です。
大崎町では今年度も、5月30日の野方改善センターを皮切りに、6月14日まで、9日間5会場で特定健康診査を実施し、862名の方が受診されました。
地域包括支援センター職員も、65歳以上で、要支援または要介護認定を受けていない方を対象に「生活機能評価の要否判定」を行いました。
また、7月9日から5会場で午前・午後2回に分け結果報告会が行われました。
当センター職員も、健康診査等の結果、体や精神の働きなど生活機能に低下が疑われる方を対象に、9月から開始される地域支援事業の案内を行いました。
実習生受入れ(2009/07/10)
▲保健センター内で講義中
7月6日に、鹿児島大学医学部保健学科看護学専攻4年生2名が事業所見学及び実習に来られました。今回の実習の目的は、施設の見学等を通して地域の特性とそれに応じた地域保健医療福祉サービスシステムの学習を深めることで、職員も地域包括支援センターの役割や課題等について講義を行いました。