2015年バックナンバー
- 第1回 野方地区認知症徘徊捜索模擬訓練の報告(2015/12/22)
- 消火訓練(2015/12/22)
- 職員旅行 in 霧島(2015/12/02)
- 家族会(サンセリテ入所)を開催しました。(2015/11/12)
- かすみ草の集い(介護者の集い)開催のご案内(2015/11/04)
- 交通安全教室を開催しました(2015/11/04)
- 野方ふれあいふるさと祭りが開催されました。(2015/11/04)
- 敬老の日を迎えるにあたり慶祝訪問がありました。(2015/10/13)
- 第25回全国介護老人保健施設大会・岩手で発表した演題が優秀奨励賞に選ばれました!!(2015/09/16)
- かすみ草の集い(介護者の集い)開催のご案内(2015/09/11)
- おおさき認知症部会が開催されました。(2015/09/10)
- 接遇研修会を開催しました(2015/08/17)
- かすみ草の集い(介護者の集い)開催のご案内(2015/08/17)
- 救急蘇生法の講習会(2015/07/14)
- ポジショニング研修会を行いました。(2015/07/14)
- かすみ草の集い(介護者の集い)開催のご案内(2015/07/13)
- 平成26年全国老人保健施設大会に参加してまいりました。(2015/06/01)
- かすみ草の集い(介護者の集い)開催のご案内(2015/06/01)
- かすみ草の集い(介護者の集い)開催のご案内(2015/04/13)
- かすみ草の集い(介護者の集い)開催のご案内(2015/03/05)
- かすみ草の集い(介護者の集い)開催のご案内(2015/01/27)
- 職員旅行 in 霧島(2015/01/19)
- かすみ草の集い(介護者の集い)開催のご案内(2015/01/10)
- くるみんマーク(2015/01/10)
第1回 野方地区認知症徘徊捜索模擬訓練の報告(2015/12/22)
平成27年11月29日(日)に第1回野方地区認知症徘徊捜索模擬訓練を実施しました。
徘徊捜索模擬訓練とは、認知症高齢者が道に迷って家に帰れず行方不明になった際に、行政、警察、消防、介護事業所、地域住民等が連携・協力して捜索するための訓練で、捜索に必要な情報の伝達、捜索方法、声かけ、保護までの一連の流れを模擬的に再現して行う訓練です。全国的に開催されており、大崎町ではH25年とH26年に立小野地区で実施しました。
当日は、住民・消防分団・駐在所・役場職員・認知症部会メンバー・介護サービス事業所職員の計53名が参加しました。大崎町役場野方支所で訓練の説明、認知症の方との接し方のポイント、徘徊者役の紹介を行った後に、6つのグループに分かれて捜索コースを検討しました。小雨の中での訓練でしたが、5つのグループは徒歩で、消防分団は消防車を使用して捜索を行い、徘徊者役を無事保護することができました。
【参加者の感想】
・プロフィールを元に、「実家に行ったのではないか」「サッカー部の監督をしていたのでグラウンドへ練習に行ったのではないか」など考えながら探した。
・徘徊者役を保護した方から、「○○さん本人であることを確認しました」「服装など全て一致しました」などと的確で丁寧な連絡を受け感心した。
・今日は訓練なので徒歩で出かけたが、実際はタクシーで都城に行くかもしれない。日常的に地域で見守り、1人1人の情報を繋ぎ合わせて共有することが必要。
・けがをしたことと同じように「自分がいなくなったら助けてくれ」と認知症を隠さず周囲に知らせることが大事。
今後、他の地区でも開催する予定です。
消火訓練(2015/12/22)
平成27年11月28日(土)本年度入職の職員を対象に、鹿屋防災協力のもと消火訓練を実施しました。
←始めに、鹿屋防災より消化器の操作方法や使用手順の説明があり、職員は真剣な表情で聞いていました。 | |
←2人1組に分かれていざ実践!! 最初は、うまく扱えずに戸惑っている様子でしたが、だんだん上手にできるようになって、無事鎮火する事ができました。 |
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これから、寒くなり空気も乾燥してくるため、火災が発生しやすくなります。いざという時に備えて、しっかり訓練できました。
職員旅行 in 霧島(2015/12/02)
平成27年11月14日~11月15日
今回の職員旅行では、初めての企画となる『大浪の池登山』を行いました。
前日まで雨が降り、天候が少し心配でしたが、当日は快晴で気持ち良く登山することができました。
紅葉の時期は終わっていましたが、壮大な景色を堪能することが出来ました。
家族会(サンセリテ入所)を開催しました。(2015/11/12)
入所者の御家族を対象とした「サンセリテ家族会」を平成27年10月10日、17日、24日の計3回にわたり開催しました。運動会や農繁期など忙しい時期にも関わらず、多数の方が参加して下さいました。
「家族会」はサンセリテのがたに入所されている利用者様を、御家族と施設スタッフが共に支え合う為、施設の現状を理解して頂き、互いの交流機会を設ける事で、より信頼関係を深めることを主な目的としています。
今回はメインテーマを「リハビリのことをもっと知ろう」と題し、「リハビリとは」「高齢者の特徴」「実際のリハビリ」「リハビリの風景」の4部構成で、スライドや実技を用いて行いました。身近にあって、普段気付かないことの再確認や、実際のリハビリ体験、普段目にすることの少ないリハビリの場面を動画で紹介して観て頂くなど、新たな視点で「リハビリ」を考えて頂く良い機会となれば幸いです。また、私たち施設スタッフも御家族の視点に立って考える事の重要さを再認識できて、今後の施設の在り方について、ご教示頂けたと感じております。
御家族同士の交流も図られて、お互いの悩みや施設利用についての疑問などを話し合い、終始和やかな雰囲気で終えることができました。
「家族会」は今後も定期的に開催しますので、皆様ぜひご参加ください。
かすみ草の集い(介護者の集い)開催のご案内(2015/11/04)
<前回の集いのご報告>
9月17日はるびゅうクリニック院長の春別府先生に「認知症高齢者を介護する家族について」という講話を して頂きました。
介護者の健康状態が優れない、補助介護者がいない、介護者と要介護者の人間関係が良くない、などを理由に 介護者の98%が介護にストレスを感じているそうです。「頑張ってね」ではなく「大変だね」の一言で介護者の 気持ちはたいへん楽になるそうです。講話の終わりに “がんばらない介護5原則”の紹介がありました。
いつ終わるとも分からない介護なので、肩の力を抜いてマイペースで介護を長続きさせることが大切というお話でした。参加者の方から、「今まで頑張りすぎていたので、頑張り過ぎないようにしたい」「7年間介護している。 これからはマイペースで介護したい」「先生の話と自分の介護はあてはまらなかったが、これからは少しずつ取り入れていきたい」などの声が聞かれました。
今回はじめて参加された方もいらして、また一つ「繋がりの輪」が大きくなりました。次回も多数のご参加を お待ちしております。はじめての方もお気軽にご参加ください。
お問い合わせ
介護老人保健施設サンセリテのがた
TEL: 099-471-0088
担当者:重信 坂本 梶ヶ山
協力機関:医療法人玲心会
大崎町地域包括支援センター
交通安全教室を開催しました(2015/11/04)
10月26日(月)施設内研修会として、志布志警察署交通課 田丸様を講師にお迎えし、「交通安全教室」を開催いたしました。
当法人では訪問診療を始め、通所リハビリ、通所介護、訪問看護、訪問リハビリ、配食サービス等の在宅サービスを提供しており、多くの皆様に利用していただいています。地域的に、山道や農道が多く、また自宅敷地内など狭い場所へ車を乗り入れることも多いため、軽微な物損事故などが起こりやすい状況にあります。また利用者様の送迎においては、高齢者で車椅子の方も多く、少しの衝撃で外傷受傷する危険性があり、常に慎重な運転を心がけることが必要です。
DVD視聴後の講話では、県内の交通事故の発生状況と、志布志警察署管内の死亡事故の概要について説明がありました。普段に送迎で利用している道路での事故もあり、身の引き締まる思いでした。
業務終了後からの研修でしたが、多くの職員が参加し、事故への危機感や交通安全に対する意識が高まっていることが感じられました。
今回の研修で、運転は「認知」「判断」「操作」の繰り返しであり、そのためには「緊張感」と「集中力」が必要と言うことを再認識しました。明日からの安全運転に活かしていきたいと思います。
野方ふれあいふるさと祭りが開催されました。(2015/11/04)
毎年恒例の「野方ふるさと祭り」が、10月3日(土)快晴の中開催されました。
パレードの出発点である当施設の駐車場で、野方小学校児童の皆さんによる「よさこいソーラン」と野方女性部の皆さんによる「野方音頭」を披露していただきました。
皆様のお蔭で賑やかで楽しい時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。
敬老の日を迎えるにあたり慶祝訪問がありました。(2015/10/13)
敬老の日を迎えるにあたり大崎町長、民生委員協議会長、大崎町老人クラブ連合会長、大崎町社会福協議会による慶祝訪問がありました。
雨が多かった今年の夏も終わり、すっかり秋めいてまいりました。9月14日、敬老の日を迎えるにあたり大崎町長、民生委員協議会長、大崎町老人クラブ連合会長、大崎町社会福協議会による慶祝訪問がありました。
今年は100歳以上3名、90歳3名、88歳4名のご利用者様のご長寿を祝して頂きました。大崎町長より祝辞を頂き、利用者の皆様は大変お喜びになっていらっしゃいました。 これからも健やかにお過ごしください。
今年度100歳に到達される利用者様がお一人いらっしゃいます。 9/15内閣総理大臣からのお祝い状と記念品の伝達式がありました。 伝達式の後ご本人は「この賞は誰でも貰うことができん。私の様に苦労して、精一杯生きてきた者しか貰えないのだ」と誇らしげに語っていました。 これからも在宅復帰へ向けて、リハビリを頑張ってください。
第25回全国介護老人保健施設大会・岩手で発表した演題が優秀奨励賞に選ばれました!!(2015/09/16)
第26回全国介護老人保健施設大会・神奈川in横浜(平成27年9月2日~9月4日)に参加して優秀奨励賞の表彰を受けてきました。
パシフィコ横浜・国立大ホールという5000名収容の世界最大級のホールで開会式が行われました。
開会式では神奈川県知事、全老健協会会長、日本医師会会長など関連団体の著名人が挨拶されました。
第25回岩手大会に応募された1223演題の中から優秀奨励賞17演題が選ばれ、サンセリテのがたの演題「ノロウイルス集団感染~恐怖と混乱の日々そして施設に残したもの」がその一つに選ばれました。表彰式では17演題(17施設)の代表として、演者の鎌田健太郎が壇上に上がり、全老健協会会長から表彰状と記念品が授与されました。
▲ 戴いた賞状と記念品(トロフィー)です。 |
老健全国大会には数多くの施設・職員が参加し、様々な分野の演題が多数発表されます。今回聴講できた演題から、どの施設も日々の業務のなかで、多くの課題や取組みについて、試行錯誤を繰り返し、さまざまな工夫と苦労を重ね、充実した介護の提供に努めている様子を垣間見ることが出来ました。高齢化が進む日本の介護問題に、業界全体で立ち向かおうという気概を感じると同時に、自施設も自己研鑽を惜しまず、これからも演題発表という形で老健大会に参加したいと思います。
かすみ草の集い(介護者の集い)開催のご案内(2015/09/11)
<前回の集いのご報告>
「ストレス」について、二つの事例を通して皆さんでディスカッションしました。
二つの事例は共に介護されている方が体調を崩してしまったという内容の事例でした。1人の方は喉に痰がたまり痰の切れが悪い為医療機関を受診すると、「ストレス」による可能性が高いと説明されたそうです。
もう1人の方は「臭いを感じない」「何を食べても全く味がしない」といった症状があり現在も続いています。こちらもストレスに起因する可能性があります。お二人とも1人で介護をしていて、周囲に相談できる人はなく、何もかも自分1人で対応し全てを抱え込んでいる状況です。
ショートスティを利用したいが、本人が絶対に「うん」と言わない。息抜きできる場がなく「ストレス」をためてしまっている。「ストレス」は様々な病気を引き起こす要因です。自分の中にある色んな思い、悩み、心配、不安、不満などを言葉にして、同じ境遇の方々と語り合うことが、ストレス軽減につながります。介護者の皆さんの参加をお待ちしています。
お問い合わせ
介護老人保健施設サンセリテのがた
TEL: 099-471-0088
担当者:重信 坂本 梶ヶ山
協力機関:医療法人玲心会
大崎町地域包括支援センター
おおさき認知症部会が開催されました。(2015/09/10)
平成27年8月14日(金)「第20回おおさき認知症部会(於:大崎町保健センター)」を開催しました。
おおさき認知症部会は平成24年6月の発足以来、2ヶ月おきに意見交換会を開催して、介護者、認知症サポーター、民生委員、町職員などが参加し意見交換・情報収集、事案の協議・検討などを行っています。
町内で在宅生活を送る認知症高齢者や、それを支える家族の日常には大変ご苦労が多いようです。認知症のことは知っていても、具体的で適切な対応方法が分からず、悩み苦しんでいる人がいます。家族だけでなく、周囲の人たちも認知症のことがよく分からず、誤った認識や対応になってしまい、お互いの生活面に様々な影響が及んでいるケースもあります。これは大崎町だけでなく、全国的に認められる現象であり、考慮すべき問題です。
私たちの生活は地域内の人たちによる、互いの協力と思いやりで成り立っています。認知症の方々を、家族だけでなく、地域のみんなで支え合い、認知症の方やその家族が、できる限り住み慣れた場所で過ごせるよう、地域の方々がともに考え、“町ぐるみで支え合う仕組み”を作っていくことが、いま地域に求められています。
今回で20回目となる認知症部会は、11名の参加者があり、認知症サポーター養成講座の実施状況と課題、地域の方々に認知症のことを知ってもらいたいための活動について報告、協議、意見交換等を行いました。
次回は10月9日(金)18時30分~20時を予定しています。
接遇研修会を開催しました(2015/08/17)
7月29日(水)玲心会職員研修の一環として、「接遇研修」を開催しました。講師は昨年も実施して好評だった、富田薬品株式会社 松山昌司さんでした。
今回の研修は、接遇の基本である「挨拶」「身だしなみ」「言葉遣い」について、具体的な内容を盛り込んだ講習で、『コミュニケーションの基本的態度』や『感じの良い対応』について学びました。普段無意識に発する言葉や対応(態度)を振り返り、あらためて考え直す良い機会となりました。
講習に使用するスライドはいつでも自由に閲覧できるため、講義中はメモなどに時間を取られることなく、講義に集中することができます。
今後も、職員一同患者様や利用者様に気持ちよく過ごしていただけるような接遇に努めていきたいと思います。
かすみ草の集い(介護者の集い)開催のご案内(2015/08/17)
<前回の集いのご報告>
皆さん、一か月ぶりの再会で席に着くなり、「今年の長雨で野菜が全然取れなかったねえ~。6月に入って天気が良かったのは4日間だけだったよ。でもキュウリだけはよく実ったねえ」など、今回も日常の出来事の話題で大いに話が弾みました。
そんな中、ある出席者の方が袋から紙おむつやパットを4~5枚出して、「最近夫の尿漏れがありケアマネさんに相談したら、福祉の業者を紹介してもらった。吸収のよいパットや紙おむつにどのようにパットを付けたらよいか・・などを教えてもらったから、ぜひ皆さんにも紹介しよと思って持ってきたよ」と言われました。「皆さんどのようにされているのでしょうか?」と訊ねると、さすが介護経験豊かな皆さんですね「私はこうしているよ」と、それぞれ色んな工夫をされています。ある方は「あちらこちらとお店を回ったけど、鹿屋の○○が一番安かったよ」なんて情報も教えてくれました。「このおむつで3,000円ぐらいすっでなあ~。」とため息混じりのご意見も聞かれます。介護は身体的負担だけでなく経済的負担も加わるのですよね。改めて考えさせられました。「今日は勉強になったあ。次回(来月)の集いはお盆過ぎだけど絶対来んなら」と皆さん名残り惜しそうに帰って行かれました。
お問い合わせ
介護老人保健施設サンセリテのがた
TEL: 099-471-0088
担当者:重信 坂本 梶ヶ山
協力機関:医療法人玲心会
大崎町地域包括支援センター
救急蘇生法の講習会(2015/07/14)
平成27年6月24日に職員教育の一環として定期的に実施している施設内研修会(救急蘇生法講習)を開催しました。今回の受講対象者は今年4月に入職した新人職員4名と平成26年度以降の中途採用者10名の計14名でした。
講師(理事長)よりBLS~ACLS(一次~二次救命処置)の一連の流れ、誤嚥誤飲時の気道異物への対処法、AEDの取り扱いなど、介護職、事務職の職員にも解りやすく、丁寧な説明がありました。
講習に使用するスライドはいつでも自由に閲覧できるため、講義中はメモなどに時間を取られることなく、講義に集中することができます。
講習の後半ではレサシアン(模型人形)を用いて、心臓マッサージ、バッグマスク呼吸、AEDなどを疑似体験して、もしもの時に備えてのトレ-ニングを行いました。
ポジショニング研修会を行いました。(2015/07/14)
平成27年5月11日カクイックス・ウイングによる「明日から役立つポジショニング実践」という勉強会を開催しました。
私たちは日常的に利用者様に対してポジショニングを実施していますが『多種多様なクッションを使用し利用者様一人一人に合ったポジショニングを提供する事』や『小さな体位変換でも利用者様をリラックスできる事』など、今まで気づけていなかったことを発見したり、今までの知識や技術を再確認することができました。ポジショニングには褥瘡や拘縮・関節の変形の予防、筋肉の緊張の緩和など非常に重要な役割があるということをあらためて知る機会となり、早速利用者様へ提供しています。
玲心会は今後も安心・安全な生活支援のため、様々な知識や技術を習得して、職員全員がスキルアップに努め、利用者様一人一人に合った、質の高い介護サービスを提供することを目指します。
かすみ草の集い(介護者の集い)開催のご案内(2015/07/13)
<前回の集いのご報告>
6月の集いでも、参加者の方々からいろいろな話を伺いました。
○○一人暮らしになった親を、遠方に住む子供がかわいそうに思い、子供の家で一緒に暮らそうと都会に呼び寄せたけど、慣れない土地で、環境の変化や、言葉の違いのためにたちまち認知症が進んでしまった。たとえ一人であっても、長年住み慣れた土地で生活することが、本人にとって一番いいんだよ・・・。
◇◇長年一人で母親を介護していた男性。最近その母親が亡くなった。その男性は、ふとそれまでの介護生活を振り返って「自分は母親を独り占めにすることが出来たんだから、とてもありがたく幸せな事だったなと思う」と話した。ついつい「他にも子供(兄弟たち)がいるのになぜ自分だけが介護しなきゃいけないの」などと思いがちです。なんて素敵な、心温まる解釈なんでしょう。きっとお母様も幸せな時間を過ごされたことでしょうね。でも、この男性はどうしてこんな思いになれたんでしょう。いつまで続くのか分からない介護生活。大変、辛い、苦しいという気持ちを、親と過ごせる感謝の気持ちに変えられる心の扉が、きっと誰の心の中にもあるんじゃないかな・・・。そんな思いにさせられた感動のエピソードでした。
お問い合わせ
介護老人保健施設サンセリテのがた
TEL: 099-471-0088
担当者:重信 坂本 梶ヶ山
協力機関:医療法人玲心会
大崎町地域包括支援センター
平成26年全国老人保健施設大会に参加してまいりました。(2015/06/01)
平成26年10月15日から17日までの3日間にわたって開催された、全国老人保健施設大会に参加してまいりました。
発表演題は「ノロウイルス集団感染」~恐怖と混乱の日々 そして施設に残したもの~です。
鹿児島から空路にて東京まで、そこから岩手までは北陸新幹線に乗り継いでいくという大移動で日本列島の長さを実感。地元の郷土料理で英気を養い、3日目の午後に発表をしてきました。最終日の午後ということで参加者こそまばらであったものの当施設の発表内容はかなりインパクトがあった様で、会場の反応は良好。発表後も他施設の職員の方から質問をいただき、感染対策の難しさについて情報交換をさせてもらいました。
また全国大会ということで参加者は数千人、20会場で発表された演題数は400を超えていたようで発表演題はバラエティに富んでおり、他の施設の発表内容に新たな刺激を受けて帰ってきました。
発表をすることでの施設からの情報発信とともに、他の施設の取り組みを垣間見ることが出来る今回のような大会参加は、いろいろなものを吸収できる貴重な機会になりますのでまた参加できればと思います。
かすみ草の集い(介護者の集い)開催のご案内(2015/06/01)
<前回の集いのご報告>
「久しぶり。元気だったねー。」とお互いの声掛けから始まって、今回の集いも大いに盛り上がり、いろんな話題が飛び交った。その中から、
- 薬をなかなか飲込んでくれなくて困る。市販のとろみ剤と砂糖を混ぜると飲んでくれた。でもそれに慣れてくると又飲まなくなる。バナナや野菜に混ぜたりして、いろいろ工夫している。
- (奥さんを介護されている方) いろいろ話して言い聞かせても解ってもらえない。以前は少しだけ理解出来てたので張り合いがあったけど、今は自分の心をどこに置けば良いのか・・・、空しい気持ちになる。
- (認知症はないけど障害のある母を看ているご家族) 疲れているのに疲れていると言えない。誰も気遣ってくれないし、心身共に限界を感じて、その上仕事(農作業)でも疲れ果て、「もう限界だ」とこぼしたら、「そうだね。疲れるよね」と母が慰めてくれた。母も自分で出来る事は頑張って、私を気遣ってくれるようになった。疲れた時は「疲れた」と素直に言う事も、介護を続ける上では必要だと思った。
- (ある家族から) 絶対に怒らないようにしている。失敗しても怒らず、良い所を褒めるようにする。そすれば精神的に安定し、自分も介護が大変だとは思わなくなる。ほめ上手になる事が一番良い。とても難しいことだけど。
介護をしてる人たちは、みんなそれぞれに色んな悩みや苦労を背負っている。互いに聞き合い、互いにアドバイスして。「まだ語りたい。また来月会おうね」と約束して、それぞれの介護のために帰宅していく。
介護は決して一人で抱え込んではいけない事を伝えて行きたい。
お問い合わせ
介護老人保健施設サンセリテのがた
TEL: 099-471-0088
担当者:重信 坂本 梶ヶ山
協力機関:医療法人玲心会
かすみ草の集い(介護者の集い)開催のご案内(2015/04/13
<前回の集いのご報告>
「食べ物のことしか話さなくなり、大人から子供へ戻っていく姿を見ながら、私はどうしてこの人の介護ができるのだろう」。それは戦中戦後の辛い時代を夫婦で共に支え合って生きてきた「絆」があるから。「指しゃぶりをする親の介護がどうしてできるのだろう。」それはかつて毎日遅くまで畑で働き、いっぱいの愛情を注いでくれた親の姿を見てきているから。
古き時代に行われた米の「強制的供出(強権発動)」や牛用の飼料に砂糖を混ぜて食べる「未利用資源」等が話題に上がり、そんな時代の苦労が家族の「絆」を固くしてくれたんだなと再認識されました。
苦難の時代をどのように生きてきたのか。同じ時代を共有し過ごした方達が、昔を振り返れば、辛くとも懐かしく、今では笑い話にさえなるようで、集いの時間はアッと言う間に過ぎ、口々に「気分転換になったよ。毎日の大変な介護も気持ちが軽くなり、明日からまた頑張ろうという気力が湧いてくる。」と語られました。
“昔の苦労話”それは、今は介護が必要となった高齢者の方々が、一生懸命に積み上げてきた、努力と工夫の軌跡であり、今私達が享受しなければいけない、大切な財産なんだと改めて痛感しました。
次回の参加をお待ちしています。
お問い合わせ
介護老人保健施設サンセリテのがた
TEL: 099-471-0088
担当者:重信 坂本 梶ヶ山
協力機関:医療法人玲心会
大崎町地域包括支援センター
かすみ草の集い(介護者の集い)開催のご案内(2015/03/05)
<前回の集いのご報告>
2月の集いは笑いあり、共感もありで、話が尽きる事無くあっという間に1時間が過ぎました。集いの日を楽しみに来られる方もいらっしゃいます。ある介護者(夫)の方は、眼の治療を終えて退院したばかりにもかかわらず、「この家族会にはどうしても・・」と参加して頂きました。この集いが、介護する方の心の支えとなるような憩いの場になってくれているのかなと、喜びも感じています。
今回も様々な声があがりました。
- 「認知症(短期記憶障害)の症状が多くて、その都度声かけ必要で大変」
- 「オーブントースターの上に座って潰してしまった。ストーブにも座ろうとしたが家族が気づき難を逃れた。1人に出来ない。」
- 「認知症があれば愚痴も言えるがまだ70代でしっかりしている為何も言えない。だから尚更ストレスがたまる。」
- 「夜中に何回か起こされ睡眠不足になる。」
「家にいるとどうにかなりそう。先が見えず悪い事ばかり考える」 - 「親子で遠慮がない為かいろいろ細かい事まで言われる。介護のため同居しているのになぜ・・と辛くなる。」等々
それでも介護者からは「辛い時は懐メロの辛くても絶えればやがて春が来る。という歌詞を思い出すようにしている。」
「ここに来ると、自分ばかりではない。他にも大変な人がいる。頑張ろう。頑張らないといけない」という言葉も聞かれます。
介護をされている皆様、1人で抱え込まず一緒に分かち合いましょう。
お問い合わせ
介護老人保健施設サンセリテのがた
TEL: 099-471-0088
担当者:重信 坂本 梶ヶ山
協力機関:医療法人玲心会
大崎町地域包括支援センター
かすみ草の集い(介護者の集い)開催のご案内(2015/01/27)
<前回の集いのご報告>
~1月の集い(介護者9名参加)で聞かれた介護者様の声~
- (介護が必要であっても夫婦が)一緒に居られると(お互い)が元気でいられる。
- 周りから「(介護が)大変ですね」と声を掛けてもらうだけで嬉しい。
- (集いに参加するまで)なぜ自分だけこんな目に遭うのかと思っていた。
- (介護者のみなさんから話しを聴くことで)勉強させてもらっている。
- 介護サービス事業所にはお世話になっているので、言いたいことも言えないでいる。
今回は利用している事業所に対する本音トークも飛び出しました。
ケアマネとして、このような介護者の生の声が、提供されるサービスの内容や方法の改善に活かされるよう、心がけていきたいと考えています。
あなたの声が、自分の大切な方を取り巻く介護の環境を、より良いものへと変えていく力になります。
お問い合わせ
介護老人保健施設サンセリテのがた
TEL: 099-471-0088
担当者:重信 坂本 梶ヶ山
協力機関:医療法人玲心会
大崎町地域包括支援センター
職員旅行 in 霧島(2015/01/19)
平成26年11月29日~11月30日
毎年恒例の職員旅行で霧島に行ってきました。
普段は所属が異なるためなかなか話す機会もない職場の仲間ですが、旅行を通じて職員同士が交流と親睦を深められ、チームワークの向上にもつながる、とても良い機会です。
かすみ草の集い(介護者の集い)開催のご案内(2015/01/10)
<前回の集いのご報告>
12月に年1回のかすみ草の集い食事会を行いました。普段は介護で外出する機会が限られているため、この食事会を楽しみにされているご家族もいらっしゃいます。
それぞれに1年を振り返り、色々な出来事を思い出しながら話も弾みました。ある奥様から、夫へ「この1年を1文字で表すと何か」と尋ねたところ、「愛」と答えてくれたそうです。「毎日の介 護は大変だけど、この言葉でまた頑張れる」と嬉しそうに話されました。介護する家族が元気で、そして心豊かに過ごせることが、介護を受ける方の在宅生活の充実に繋がると改めて感じました。
お問い合わせ
介護老人保健施設サンセリテのがた
TEL: 099-471-0088
担当者:重信 坂本 梶ヶ山
協力機関:医療法人玲心会
くるみんマーク(2015/01/10)
子育てサポートしています。当法人が「くるみん」企業に認定されました。 |
医療法人玲心会は平成26年11月17日に鹿児島労働局より、2014年次世代育成支援対策推進法に基づく基準適合一般事業主として認定を受け、 12月4日に鹿児島労働局長より認定通知書が交付されました。